情報システムはその種類によってキャッシュ・フローの予測が困難なものがあります。特に情報系のシステムには直接その効果を金額換算できないものいくつか出てきます。またインフラ系のシステムも場合によってはキャッシュ・フローの換算が難しくなります。

 一方、業務系のシステムは比較的キャッシュ・フローへの置き換えが簡単です。業務系システムを導入する効果を一般化すると以下の4種類に集約できます。

 ・人員のシステムへの単純な置き換え
 ・システムを使ったリソースの最適化
 ・処理能力の向上
 ・人的ミスの回避

 これらについては、削減された人件費など直接的にキャッシュ・フローを生み出す原資が存在するので、キャッシュ・フローの予測は容易です。

 直接的にキャッシュ・フローに換算できないものについては、思い切って評価対象から除外するか、関連性のあるその他システムから、名目上、貢献度に合わせてキャッシュ・フローを分けてもらうなどの方法があります。

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